ヨーロッパでは、20世紀も半ばを過ぎてから、やっといろいろな問題を総合的に考えることができるようになってきました。
日本ではごく一部の人を除いては、まだほとんどの人が動きによるメトードの上に立っています。
ピアノのテクニック、練習方法とは、人それぞれ違った手を持っているように、それを学ぼうとする人の数だけあります。
ピアノのテクニックとは、メカニックをも含めてすべて、大脳からの指令による中枢神経のはたらきによるのであり、そのはたらきの原動力となるのは、その人の音に対する要求。
つまり音楽性なのです。