若い人が客を前にオロオロしていても、年長の人は助けてくれない。
よく言えば、任されているって感じでしょうか。
でも、何だか冷たい。
でもだんだんとわかってきたんです。
デパートのたいていの売り場にいる「パートさん」や「派遣さん」が、ここにもいたのです。
カウンター6人のうち、正社員は彼女を含めて年少の3人。
あとは「高卒で独身」とうわさされる「パートさん」が2人。
保険会社からの「派遣さん」、つまり派遣社員が1人。
当然、勤務時間も給与体系もそれぞれ違う。
たとえば、社内販売の回覧が回ってくる。
「給料が多いんだから、社員が買えばいいのよ、ね」とパートさん。
冗談か、皮肉か、それともねたみ?相づちを求められても、返事に窮する・・・。
「いえ、そんな」とあいまいな笑顔でごまかすしかないんですよね。